第235号 2001年2月15日付


    機関紙「大阪市労組」に掲載した記事を紹介します

1面の記事
☆告知板
   2/19 市労組連第21回中央委員会
   2/21 日本列島騒然!!地域総行動
   2/23 市労組連2001年度予算説明対市交渉
   2/24 大阪自治労連第11回駅伝競走大会
   2/25 第4回大阪市労組地方自治研究集会
   2/27 大阪府庁包囲総行動
   2/28 大阪労連臨時大会
   3/2 大阪労連市地区協・春闘闘争宣言集会
   3/2 大阪市役所包囲行動
    
☆新世紀をひらく2001年春闘 出足はやく意気たかく
     たたかわないと

 新世紀の展望をきりひらく国民春闘を

 2001年春闘の本番に向けて、すでにさまざまなとりくみがスタートしています。また準備もしっかり整いました。大阪市労組は2月7日、大阪グリーン会館で第22回臨時大会を開催しました。臨時大会では、まさに激動する21世紀初頭の情勢のもとで、国民春闘再構築の大きなチャンス、労働運動の前進への新たな転機に、2001年春闘を市役所労働者と地域・住民との共同のたたかいをおおいに進めようとの2001年春闘方針を確立しました。大会のメインスローガンは「希望に満ちた新世紀を開く2001年春闘を出足はやく、職場・地域から共同のうねりを」でした。

 共同のとりくみで要求の前進を

 臨時大会の冒頭にあいさつに立った宮沢武夫委員長は「公務員法の改悪で制度破壊が進んでいる。改悪を許さないたたかいを。7月には参議院選挙があり、今の政治を変えていくチャンスとして、今春闘を要求実現のため奮闘しよう」と強調しました。
 2001年春闘方針を提案した藤原一郎副委員長は、「財界はこれまで使用者と労働組合との交渉で決めてきた賃金・労働条件の決定システムを否定し、労働組合との協議もせずに一方的に切り下げてきている。また、大企業の労働組合を中心に、「能力・業績主義」賃金制度を受け入れたり、賃金要求を見送るなど、春闘方式の見直しを唱える組合が増えている。地方自治体でも、今年1月に始まった中央省庁再編・内閣への権限集中と関わって国・地方関係の再編が進められようとしており、公務労働のスリム化と行政機構の官僚化、能力主義の徹底と競争主義的管理を推し進めようとしている。
 大阪市の2000年確定闘争では、市側から55歳昇給停止・初任給基準の改悪・一時金への成績率の持込が出されたが押しとどめることができたが、依然として警戒心をもってのぞむことが必要。労働組合の垣根をこえた共同のとりくみと要求で、おおいに2001年春闘をたたかおう」と提起しました。
 春闘方針案の討議では11人の代議員が発言し、原案どおり確定しました。最後に闘争宣言を採択し、第22回臨時大会を終了しました。


☆大会代議員の発言より

青年の不満と熟年層の不安に答える春闘を
              表 真二さん(北大阪支部)

 この間春闘アンケートでは、職場にOAが導入され、そういう中で育ってきたこともあり「なぜ中高年の人の半分の給料なのか」といった青年の声など、職場実態を反映した声も起こってきていることに注目しなければならない。マスコミでの論調の影響もあり、青年の不満や熟年層の不安にも耳を傾け、春闘での「底上げ要求」におおいにとりくみたい。

子育てセンターとしての公的保育所の役割は重要
              江上 一恵さん(福祉保育支部)

 大道保育所廃止問題では、駅頭や街頭での署名活動にとりくんでいる。今回、大道・矢田第2保育所が多くの反対を押し切って廃止されようとしている。公立保育所を守るたたかいを父母とともにおこなっている。大阪市は全国1の待機児童を抱えており、子育てセンターとしての役割を担う公的保育所の役割は大切だ。父母とともに考え行動することが求められている。

4月の機構改革の情報をもっと担当者に
              里中正英さん(本庁支部)

 今回の春闘では、賃金の底上げ要求、未組織労働者の組織化、消費不況の克服が大切。庁舎移転問題も大きなテーマだ。要望書を当局へ提出し勤務労働条件など折衝している。この4月には「機構改革」がすすめられるが、担当者へ情報がもたらされていないのは問題だ。「情報公開」をもっと当局にせまる行動が必要だ。


☆コラム「中之島」
▼大阪府が二〇〇七年度以降に財政再建団体に転落する恐れがあるとの試算を盛り込んだ「新行財政計画の骨子」を発表した。記者会見で知事は「バブル期に立ち上げた負の遺産は、大胆に整理することが必要」と。大阪市は「第三セクター、クリスタ長堀の経営支援に来年度から百二十億円規模の公的資金を投入する」「大阪ドームの経営再建で貸付金や無償の補助金合わせて百九十五億円の公的資金を投入する」と新聞報道。「3K赤字」に加えてバブル期の負の遺産が新しく浮上したことになる▼先の市議会に提出したオリンピックの新しい計画では五千億円を越える財政負担が必要であるとしている。これは夢洲の開発経費が除かれている、含めると一兆円は裕に越える。「強気」の事業計画が推し進められている。その一方でWTCへの三局移転や人員削減・保育所の廃止計画など説明のつかない「結論が先にあり」式の市政運営が目立つ▼困窮する市民の生活と営業の要求や願いを予算市議会に反映させようと、市内の各団体が大同団結して三月二日の議会開会日に合わせて「市役所包囲行動」が計画されている。名づけて「いのちとくらしはカネしだいでっか?磯村市長にもの申す市民大行動」。「市民が主人公」の市政は二十一世紀の大目標、市民の税金の使われ方が鋭く問われている。


2面の記事
憲法と地方自治の花ひらく21世紀を
    安心して住み、働ける大阪市を創る

   第4回市労組自治研集会 2001

●日 時  2月25日( 日)  午前10時〜午後4時
●場 所  大阪社会福祉センター
         (地下鉄谷町線谷町六丁目下車徒歩3分)
●記念講演
 「21世紀をきりひらく公務職場を考える」
  池上洋通氏(自治体問題研究所常務理事)

 自治体リストラ、自治体による公的責任の放棄が進行するもとで、これに立ち向かい公務労働という自分たちの仕事に確信が持てるように「21世紀の自治体労働者像」を探ります。
●分科会
 「IT時代と自治体行政」
 IT化時代における職場の変貌とその対応や市民の権利をどう守るのか。システム化と職員の削減問題、IT化をどう市民サービス向上に結びつけるのか討論します。
 「住み続けられる街づくり」
 大阪市の総合計画や開発行政のありかた。住宅問題・ゴミ問題を含む環境問題。大幅な機構改革で住民サービスはどうなるのか等、生活を取り巻くいろいろな観点か住み続けられる街づくりをめざし討論します。
 「いっしょに考えよう 野宿生活者問題」
●シンポジューム
 「食の安全」
●講  座
 「財政危機と公的責任」

●プレ企画
 2月16日(金)
     映画上映「生きる」
           (黒澤明監督作品・東宝モノクロ・143分)

           大阪グリーン会館2階ホール
 2月23日( 金)
     講演「自治の時代のパートナーシップ」(仮題)

        講師 元京都市経済局長 清水武彦氏
            リバーサイドホテル4階 

健康を守るための条件整備を
        2001年春闘・予算人員闘争


  市労組福祉保育支部が本庁南プロムナードで決起集会

 旺盛に宣伝と集会を取り組む

 福祉保育支部は「みんなでつくろう!21世紀の保育を拡充する時代の幕開け明るく楽しく職場をゆるがす2001年春闘・予算人員闘争」の真っ只中です。
2月1日(木)、退庁する職員に「ひとりの人間として働き続けられる権利を保障せよ!」のビラ配布を行い、淀屋橋でも市民に訴える宣伝行動を旺盛に行った後、本庁南プロムナードで春闘予算人員闘争の決起集会を開催しました。支部の保育士さんや市内の各団体からの代表参加もあって、さながら「市民集会」となりました。

 要求を提出し職場実態を訴える

 福祉保育支部は2月19日に要求書を提出。1月29日には民生局と中間団体交渉を行いました。職場での過酷な労働実態や、延長保育・障害児保育・子育て支援事業など、多くの事業を要員をつけないまま拡大していく中で、保育士の健康が破壊されていることを訴えました。当局の責任で改善すべきことはたくさんあります。永谷孝代支部書記長は「局は誠意をもって改善の具体案を示すべき」と語っています。


☆市労組生野区役所支部など新年号コンテスト入賞続々
   日本機関紙協会大阪府本部主催

 第27回機関紙コンテストの審査発表と批評のつどいが2月5日に大阪機関紙会館にて行われました。このコンテストはさまざまな分野で発行されている機関紙・ミニコミ・広報紙を一堂に集め、草の根ジャーナリズムの充実・発展をともにすすめていく行事です。今回も生野区役所支部の「しょうてん」が協会理事長賞になるなど成果をあげました。

入賞紙誌一覧
●協会理事長賞
   『しょうてん』 生野区役所支部
●入  選
   『HOP』 西大阪支部
   『WAVE』 浪速区役所支部
   『にしなり手帖』 西大阪支部西成区役所分会
   『にしよど』 西淀区役所支部
   『埠頭』 港区役所支部
●特別賞「笑顔満載賞」
   『はなさき山』 福祉保育支部
●佳  作
   『みなみてや』 南大阪支部
●努 力 賞 
   『ネットワーク』 本庁支部  


☆市労組レーダー
大阪自治労連第11回駅伝競走大会にでよう

 下記日程で恒例の駅伝競走大会が行われます。参加者を大募集します。
  日時 2月24日(土)  受付  午前11時〜
                 開会式 午前11時45分〜
                 スタート 正午
  場所  堺市大泉緑地
  チーム 5人編成(1区〜5区 各3km)
  クラス  一般の部 女子の部
  申し込み 市労組本部竹村まで(TEL6208−8798)


3・1ビキニデー集会が今年も開催されます

 ビキニ被災47周年の2001年ビキニデー集会は、21世紀最初の全国集会として開催されます。今年の集会は、「被爆者・被災者・世界の核被害者とともにすみやかな核兵器廃絶をもとめる国内外の共同をひろげよう」をメインスローガンにしていますが、新たな情勢の特徴や核兵器廃絶の展望を学び、各国政府・公的機関、自治体、市民団体、草の根運動の共同交流の場ともなります。
  日程  2月27日( 火) 〜3月1日(木)
  会場  グランシップ静岡
  主催  原水爆禁止世界大会実行委員会
  問い合わせ  市労組本部竹村まで


第57回関西水彩画展のチケットを先着10名にプレゼント

 今年も関西水彩画展が開催されます。市労組の組合員の武藤初雄さん(都市整備分会)、中辻修さん(同)、折田透さん(計画分会)が出品されます。ぜひ、ご来場願います。また、先着10名の方に入場券をプレゼントします。お早めにどうぞ。
  会期  3月20日( 火) 〜3月25日( 日)
  会場  大阪市立美術館 (天王寺公園内)
  主催  関西水彩画会
  後援  大阪府・大阪府教育委員会・大阪市・大阪市教育委員会
       ・読売新聞大阪本社・読売テレビ


市労組前委員長の永井さんが「本」を出版しました

 市労組本部前執行委員長の永井守彦さんが、『市労組丸の涙とロマン・人間(ひと)が輝くとき・ありのままに 媚びず 甘えず すり寄らず』のタイトルで、本を発刊しました。第1章は、大阪市役所労働組合の結成前後。第2章は、大阪市役所の労働運動スケッチ。第3章は、大阪市の職員支配体制。第4章は、部落問題をめぐって。第5章は、資料編。という構成です。個人的に出版されたものとはいっても、大阪市役所における21世紀の労働組合運動を発展させていくうえで、大変興味深い内容になっています。市労組教育宣伝局にお問い合わせ、お申し込みください。

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