第237号 2001年3月15日付


    機関紙「大阪市労組」に掲載した記事を紹介します

1面の記事
☆告知板
   3/15  全労連第1次全国統一行動
   3/22  2001春闘勝利大阪総行動
   4/ 2  大阪市新採用職員発令式
   4/ 6  市労組連春闘学集会
   4/ 6  市労組オレンジセミナー第2回講座
   4/12  自治体労働者・労働組合春の共同行動
   4/20  市労組オレンジセミナー第3回講座
   4/22  名古屋市長選挙投票日
   4/25  大都市交流会2001 春闘交流会


春一番 from 大阪
      2001年春闘闘争宣言集会


    許せるか!! 賃下げ 首切りの「自由」
     つくろう雇用 変えよう酷政

        大阪労連・大阪地区協議会主催

 大阪労連・大阪市地区協議会は、3月2日、2001年春闘闘争宣言集会を大阪市立北区民ホールで開催しました。集会では、開幕太鼓や寸劇、もちまきなど勢いのある多彩なパフォーマンスが繰り広げられ、メインには「みんなの命輝くために」のタイトルでジャーナリストの大谷明宏さんの記念講演があり、最後に全員で「春闘闘争宣言」を採択しました。

目に見え、音に聞こえ、肌に感じる春闘をたたかおう

 オープニングは和太鼓の競演、吹田郷土サークル野火のみなさんの勇壮な音が会場に響き渡ります。こうして開会した「春闘闘争宣言集会」の司会は、市労組青年部長の中川有紀さんと、守山禎三さん(市障害児教組)。
 寸劇では、またまた市労組の三村省三さんと松澤弘さんが「有限会社三村商店」のコンビ名で出演。即興で政治と公務員を風刺します。会場は笑いの渦と化します。さらに、不動信金を不当解雇された労働者のそれでも負けない元気な漫才や、市学童指導員労組が「直接請求」の経過をパフォーマンスで披露しました。そして、地域労連、単産・単組、春闘共闘組織、労働争議団が舞台に勢ぞろいし、大阪市内労働者の総決起をよびかけました。三和銀行争議団は勝利報告をおこないました。
岡本孝雄さん(市地区協議会事務局長)は「目に見え、音に聞こえ、肌に感じる春闘の宣伝と行動で、『総対話と共同』を展開し、『地域春闘共闘・共同』を広げ、職場・地域から森内閣・自・公・保政権と大企業を包囲しよう」と春闘推進の行動提起をしました。恒例の「もちまき」は大好評でした。当日は、会場を満席にする580人が参加し、春闘での奮闘を誓い合う絶好の機会となりました。

子どもたちの目が輝くような社会を実現しよう

 記念講演は、ジャーナリストの大谷明宏さん。大谷さんは「寒い中、このように大勢お集まりいただいて、私は大変心強く感じている。政局は今大きな節目にさしかかっている。戦後の政治は権力争いの連続だったが、実質のところ、検察という権力をもってしか変えられなかったのではないか。結局、国家権力機構に頼ってこの社会を変えていこうと考えている限りは、そこに留まってしまうということを考えてほしい。やはり私たちは自分たちのたたかいで、自分たちの選挙で、一回でもこの国の大元を変えることをやらなければならないのではないか。そうでないと、21世紀の展望は生まれない。今こそ私たちやみなさんたちで政治を変えよう。そして、子どもたちの目が輝くような社会を実現しよう」と気持ちをこめて呼びかけました。

☆ 3・22大阪総行動デー
  2001年春闘勝利、賃上げで不況打開
   政治の転換でくらし・雇用を守ろう
    
あなたの参加が春闘を動かします

 大阪春闘共闘と大阪労連は、誰でもどこでも「月額15万円以上、時間額千円以上」の賃金にすることや、パートやフリーターのみなさんと正規雇用の労働者の均等待遇の実現を目ざしています。2月21日の地域総行動では、延べ114カ所の事業所や業界団体を訪問し、「時間給100円アップ」の要望を行ない、少なくない事業所で成果をあげました。
 2001年春闘最大の山場、「3・22」の2万人大阪総行動にあなたも参加し、ともにたたかいましょう。


☆コラム「中之島」
▼やっぱり「密室談合」で首相の進退が決められた▼始まりも終わりもいっしょ。談合の得意なこの政党は変わらない。この一年、変化は国民の暮らしの悪化であり、自公保政権と国民の距離がますます拡がったことだ。支持率の低落は、史上最低の首相にのみ向けられたものではない。「死に体」をかついできた自公保勢力も、それに含まれている▼相変わらずのゼネコンばらまき予算等が、衆議院を通過した3月2日、失業率は史上最低の4.9%に達し、株価は下がりつづけた。野宿者はすてておくが、銀行とかゼネコンは助け、リストラ企業を政府が保護する一方で、失業保険は改悪する。卒業した青年がその日から無職者。制度改悪で医者に行けない。介護も利用しきれない高齢者。待機児を横目にすすめられる保育所の統廃合。奈良では県警が県警本部を汚職で家宅捜査▼この一見ワケがわからない状況で、見えているのは高負担と増税の道。国民の怒りも頂点に達している。イセハヤの漁民や、市役所を取り巻く市民。何とかしなければの思いが日本中に吹き荒れている▼全労連が今春闘三課題で国民的署名をねばり強くすすめる方針を打ち出した。悪政と暮らしが直結していることは国民がいやおうなしに学んだ一年。この7月にはオリンピックも参議院選挙も結果がでる。


2面の記事
☆いのちとくらしはカネしだいでっか?!
    
大阪市長にもの申す市民大行動みんなで参加
   
 困窮する市民の生活と営業の要求や願いを予算議会にぶつけようと、市内各団体が大同団結、3月2日の大阪市議会の開会日にあわせて400人の市役所包囲行動がとりくまれました。名づけて「いのちとくらしはカネしだいでっか?!磯村市長にもの申す市民大行動
」(略称 市役所包囲行動)。この行動に参加した人たちの「声」を聞きました。
● 学童の直接請求で本会議を傍聴したら、条例案を審議しないで「いきいき事業」のことばかり言っている。いっそうの怒りを感じた。
● 生活保護世帯一時金を50円カットされた。12月に135人で市役所前抗議行動をおこなった。国保や介護の負担、短期保険証や区での対応など突きつけたい。
● 930人の公的ヘルパーが転用・退職強要などで今370人になった。このため公的ヘルプ事業を受けていた4600世帯のうち3000世帯が民間に映った。 
● 業者は国保料に対して相当な怒りがある。毎回行政区の権限のなさを痛感しているが、地元で商売をしている者の要求が本局にあがらない。生きられないところに業者はきている。
● 市は自衛隊募集に協力している。また大阪港の軍用使用など市民のいのちを守る市政のあり方を問いたい。
● 低所得者の医療費負担が大変。生保基準以下の人でも介護保険料減免を受けられない。70歳以上なら生保では月13万円になる。実態にあったものにさせていく運動が必要だ。


☆OA機器をまともな机に置いてない?
   来客が廊下で書類の訂正?
    男子の更衣ロッカーが2人に1台?
     市労組だけ「名札」が配布されない?


  本庁支部計画分会書記長の奥田教三さん、おおいに怒る!!(投稿)

 1月初旬より、本庁南側に立て看板を立ててたたかっています。昨年の7月に局側が事前協議なしに建築行政支援システムの機器を設置し、設置されたパソコンは専用の机でなく脇机に配置され、総務局のVDT作業における安全衛生指針とはまったくかけ離れていて、職員の健康を守らないひどい状態です。また、来客が多く書類も多く、廊下でも業者の人が提出書類の訂正をしている狭隘な状態がいっこうに改善されません。さらに、安全衛生面でも問題のある男子更衣ロッカー2人に1台の状態も続いています。
 3月1日から「名札」の着用がスタートしましたが、分会にはいまだに「事前協議」の提案がなく、市労組組合員には「名札」が配布されていません。
 すべての大阪市役所で働くみなさん、こんな実態をどう思いますか。私たちは、職場の職員の切実な要求実現のとりくみを、春闘時のたたかいに結びつけて奮闘しています。ご支援をよろしくお願いします。


☆機関紙コンクールに入賞ぞくぞく
   日本機関紙協会主催/自治労連主催

 日本機関紙協会主催、全国家族新聞交流会協賛で「2001全国新年号機関紙誌コンクール」が今年も開催され、2月17日に東京芸術劇場で表彰式が行なわれました。今回は市労組生野区役所支部の『しょうてん』が優秀賞に、市労組本部の『情報ねっとわーく』が特別賞枠の企画賞に入賞しました。
 また、同時期に行なわれた「第12回自治労連機関紙コンクール・新年号編」では、特別賞に「単組をあげて旺盛な機関紙活動を展開している」として、『大阪市労組各級組織の
機関紙群』が選ばれ、第3種(支部・分会・職場新聞)で、西淀川区役所支部の『にしよど』が最優秀賞に、生野区役所支部の『しょうてん』が優秀賞に入賞しました。


☆「はたらくルールの確立を求める要請書」の署名推進を

 全労連では、国に対して、「三課題」要請署名の運動をスタートしました。長期にわたる運動ですが、節目を決めて継続的にとりくみましょう。

   低すぎます最低賃金 賃下げにストップを

 パートの賃金は、月9万円程度でとても生活できない低さです。オランダでは「均等待遇法」によって、パートと正規職員の違いは労働時間の長さだけです。いまこそ、正規職員との「均等待遇」の実現が求められています。
 時給659円(全国平均)という現行の最低賃金はあまりに低すぎます。公務は一時金の切り下げで2年続きの年収減となっています。最低賃金の引上げが求められています。

   リストラ・解雇の規制を

 リストラの嵐が吹き荒れ、企業は儲かっているのに人べらし「合理化」を進めています。公務の職場でも行革・リストラが進み、「身分保障」をなくそうとの攻撃も強まっています。ドイツ・イタリアなどヨーロッパでは解雇制限注があり、企業による一方的な解雇は規制されています。
 失業者は300万人を起えています。誰もが、安心して働けるように解雇を規制する漬律が必要です。

   サービス残業をなくそう残業の上限規制を

 2000時間以上の長時間労働が続いています。さらに深刻なのは、民間・公務を問わずただ働き「サービス残業」が横行していることです。政府統計からの試算でも年201時間もあります。フランス、ベルギーでは、週35時間労働制に移行しました。ドイツでは日本より年間350時間短く、時間外労働は1日2時間、年間60時間に制限されています。
 いまこそ、残業規制と「サービス残業」の規制が求められています。

☆市労組レーダー
市労組オレンジセミナー第1回講座開催される

 支部・分会の役員さんなどを対象にした「オレンジセミナー2001」がスタートしました。全6回行なわれる講座の第1回目が3月7日にエルおおさかでありました。田中副委員長の開会のあいさつの後、成瀬書記長の「今なぜオレンジセミナー2001か」の講義。引き続いて、関西勤労者教育協会の猿橋真さんの「自治体労働運動と21世紀の展望」と題しての記念講演がありました。参加者は「腹に落ちた」と感想を述べていました。


会場いっぱい青年あつまれ・春闘フェスタ2001

 3月18日(日)、扇町公園にて朝10時から午後3時までの予定で、大阪労連青年部主催で「春闘フェスタ2001」がおこなわれます(雨天の場合は天満研修センター)。青年部結成10周年記念として開催されるものです。ステージ、バザー、フリーマーケット、労働相談コーナー、三上満さん(元全労連議長)とトーク&トーク、ゲスト「水玉れっぷう隊」を迎えて等たのしく一日をすごします。いっぱい来てください。


機関紙・ミニコミ紙ジャーナリストスクールで学ぼう

 第64期機関紙編集講座が下記の要領で開催されます。詳しくは本部宣伝部まで。
(初心者大歓迎、いっしょに新聞づくり学びます)

とき  3月31日(土) AM10:00〜PM4:00
ところ 化学一般会館2階会議室(地下鉄「大国町」下車徒歩4分)
受講費 5,500円


ゼミナール開講のお知らせ(いずれも関西勤労協主催)

 問い合わせは本部教育部まで
  ▼ 「中江兆民の生涯と哲学」3月31日(土)午後1時30分〜3時30分
    アピオ大阪301号室にて 講師=鯵坂真さん
  ▼  「レーニンと『資本論』」1回目4月5日(木)
    午後6時30分〜8時30分。以後月2回(第1・3木曜日)全20回 
    講師=吉井清文さん
  ▼  「西洋哲学史」 1回目4月8日(日)午後2時〜5時。
    以後月1回(第2日曜日)全10回 講師=鯵坂真さん

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