1面の記事 ☆告知板 4/16 有事法制に反対する大阪連絡会(仮)結成総会 4/17 課長代理・係長級人事異動 4/18 高卒配属予定 4/19 市労組オレンジセミナー第3回講座 4/20 大阪社保協学習会「介護保険を問い直す」 4/23 市労組青年連鎖学習会第2弾「有事法制」 4/24 市労組第4回中央委員会 4/24 所属間人事交流・大卒配属 4/26 市労組管理職会総会 4/26 大阪争議支援統一行動 ☆4・12国民総行動 小泉内閣退陣に追い込もう 許すな!有事立法 医療制度大改悪 みんなの要求みんなで実現 みどうすじ総行動 みどうすじ総行動を終日展開!! 御堂筋界隈で働く労働者1人ひとりの要求を出し合い、自らの要求を自らの力で実現していくたたかいは、1977年にスタート。95年「みどうすじ総行動」と改称し、北区、西区、中央区の春闘共闘組織を中心に、大阪市内の全ての労働者、労働組合を視野に、みどうすじ総行動はとりくまれてきました。 みどうすじ総行動のメインスローガンは「みんなの要求、みんなで実現」。ランチタイムデモ(大阪市役所に向けての4コースの求心デモ)を皮切りに、長時間残業しても残業手当が払われないタダ働きの横行、「明日から出勤しなくてよい」、無理な配転など、経営者の身勝手なリストラに対して抗議・要請行動を終日展開しました。 御堂筋デモ行進に元気よく出発!! 4・14国民総行動(全労連春闘第2次全国統一行動)は、みどうすじ総行動とあわせてとりくまれました。中之島公園乙女像前の広場でデモ出発集会を行い、心斎橋から難波の府立体育館前までの御堂筋を元気よく行進しました。 「痛みはね返し02春闘勝利」、「許すな!医療制度大改悪」、「雇用、くらし、いのち守ろう」のシュプレーヒコールとともに、今国会に提出されようとしている有事法制は労働者にとって絶対に看過できない重要法案だとして、「平和憲法を守れ!有事立法反対!」の声を大きく御堂筋に轟かせ、大阪市労組のノボリも勢いよくたなびいていました。 ☆第73回大阪メーデー 5月1日(水)9時開会 10時35分デモ出発 ◆医療改悪反対、消費税増税反対! くらしと社会保障を守れ! ◆解雇規制法・労働者保護法の制定、ただ働き根絶、働くルールの確立を! ◆憲法・教育基本法改悪反対、有事法制阻止、米軍基地建設反対! ☆自治体職場に 働く臨時・非常勤職員 ・パート・アルバイト職員の ためのリーフレットができました。 ぜひご活用を! 臨時・非常勤でもボーナス・退職金が要求できます・・・保障制度や権利を知って、使いましょう。「非常勤だから…」って、あきらめないでイキイキすてきに、働きましょう。 ☆コラム「中之島」 ▼ほぼ半世紀にわたり阪神タイガースのファンである。オープン戦で阪神の優勝が決定したとき、同輩三人と痛飲し、高らかに前途を祝って乾杯した。「星野阪神はやるで」景気よく話は交わされたが、ものの五分も経たないうちにトーン・ダウンとなった。理由はついこの間、同じ面々で気勢を挙げ「野村阪神はやるで」と語っていたのを思い出したのだ▼「オープン戦が出来過ぎたんやないか」「そやから失速するかもしれんな」アルコールの量は増すのに話題は不安の淵に近付くのだ▼阪神ファンは心配性、貧乏性、不安性なのだとしんみり語り合った。それも単なる不安ではない。阪神不安は「強迫観念症」という恐怖を心の奥に宿しているのだ▼苦い過去の記録が記憶となって甦ってくる。それはいつも苛立ち、怒り、失意、絶望となって襲ってくる。この心理は阪神中毒症がさらに進行して阪神依存症になってしまったのではないかと語り合った▼アルコールでも、楽しいからと吸収している時は中毒だが、それを通り越して依存症となれば、いずれ苦しいのがわかるのに飲むという状態となる。阪神ファンの大半はここに至っているのではないか▼阪神優勝による経済効果などを夢みずに、世の中の不況≠徹底的に憎み、政治の無策を憤り、その救い主を阪神猛虎軍に託すべきであると、われわれは結論を導き出した。これはなにも強がりではない。 2面の記事 ☆市労組オレンジセミナー第2回講座 「構造改革と自治体・教育の課題 公務員制度改革のねらい」 講師:ニ宮厚美さん(神戸大学教授) 4月5日(金)、上六「たかつガーデン」で開かれた市労組連の2002年国民春闘学習会は市労組労働学校「オレンジセミナー第2回講座」の位置付けで行なわれました。 二宮さんは、「財界が春闘の時期を利用し、賃金引下げなど逆提起している。こちら側がそれに対応していかねばならない関係になっている。なぜ、こういう状況に至っているか。それは、新自由主義路線の貫徹である。財界の21世紀戦略のもと、私たちがたたかう相手は、新自由主義的構造改革路線であり、正面から立ち向かわざるを得ない」と、冒頭に述べました。 構造改革とは何か 次に、新自由主義的構造改革と自治体・教育について、「構造改革とは何か。財界の利害に沿った新自由主義の論理を基礎に、戦後体制を徹底して破壊すること。旧来の自民党にとって都合のいいことも破壊し、鈴木、加藤などたたき切ってもかまわない姿勢である。したがって、これまで思いもつかないことが出てくる。1つは、平和路線を破壊し、有事法制へ向かう。2つ目は、福祉国家路線、戦後の憲法にもとづく生存権、教育など福祉国家路線の破壊。革新自治体の成果がことごとく破壊されていく。それは、医療制度の改悪であり、介護保険制度で根本的に変えること。そして保育制度の見直し。この二つは、全国的争点の課題で、一挙に改革をすすめていく。自治体の再編と福祉の見直し、平和問題などパラレルな関係ですすめている。B3つ目は、戦後の土建国家の破壊。開発型自治体の見直し。企業は多国籍企業化を強め、海外へ。一部の都市型は残しながら国内の公共事業依存型を財界は切る。ODAもある程度残し、旧来の利権体制を崩し、外務省を有事立法へ向かわせる」と、その改革の本質を一挙に解明しました。 公務員制度改革とは何か 続けて、二宮さんは「教育改革の問題」に詳しく触れた後、「公務員制度改革と能力主義管理」について、「ポイントは給与体系の見直しであり、能力と成果の評価による給与体系の改編にある」とし、能力・成果に対する上からの評価を導入することは新たな官僚主義の構築であり、目標管理方式とノルマ化が必然となることを述べ、これらの方向では「@客観的評価ができない。A公務員の成績主義の評価はなじまない。短期性では評価できても公共の仕事は、長期性、外面的に効果が評価できない。B見せかけの効果しか表れない。8年前、富士通が全部業績主義にしたが、目に見えるものを追い、外面だけの成果で協調性がなくなり、先輩は後輩に仕事を教えなくなる。競争によって追い抜かれる意識が強まる。仕事は、共同作業が普通である。C公務の仕事の評価主体は、基本的に住民である」と述べ、公務員の労働組合として学習と宣伝を深めることを強調しました。 【語句説明】 新自由主義 社会主義的計画経済、ケインズ的政策に反対し、市場競争による価格の自由なうごきに信頼をおく近代経済学の一流派で、ハイエク、フリードマンがその代表。1948年以来、機関誌『オルド』を中心に活動した。70年代なかばから深刻化した発達した資本主義諸国の経済的困難のもとで、それまで支配的であったケインズ理論にかわって新自由主義の経済理論(新保守主義経済)が優勢になり、保守政府の経済政策として採用された。またアメリカのレーガノミクス、イギリスのサッチャリズム、日本の臨調「行革」路線(行革路線)に代表される保守的政治・経済路線をさして新自由主義あるいは新保守主義とよんだ。新保守主義経済学(代表的学者の1人であるフリードマンが新自由主義を標榜し、日本ではよく新自由主義の経済学とよばれている)は、「大きな政府」(ケインズ主義的政策と福祉国家)に反対して、「小さな政府」(自由放任、弱肉強食の市場機構、すなわち強い資本だけがはばをきかす社会をめざす)の実現を主張している。(参照・マネタリズム) 出典:「社会科学総合辞典・新日本出版社1992年版」 ☆新採用者を歓迎する諸行動・行事を旺盛に展開しています 今年もフレッシュな新規採用者の発令式が4月1日に北区民ホールで行なわれました。市労組は歓迎の諸行動や行事を旺盛に展開しています。4月1日の早朝には歓迎と市労組案内ビラの配布、昼休みには扇町公園でくつろぐ新規採用のみなさんに「直撃インタビュー」、夕方にはニュース速報版『フレッシュ中之島』の配布を元気よく行いました。また、4月2日には市労組の組合説明を行ないました。 一方、「大阪市職」は4月1日の早朝ビラで、市労組は日本共産党の指導によりつくった組織で労働組合に政党が介入したことによる不幸な事態だとか、政党に躍らされて脱退していった組合員等々、相変わらずの悪罵を投げかけています。当時社会党一党支持の強要と組合費からの多大な金額の政治献金をしていたのは誰だったのか呆れてしまいます。市労組は政党から独立した「みんなの要求みんなで実現の、普通の労働組合」です。またこの間、研修所の差別的取り扱いに乗じて市労組の組合説明の1日前に「大阪市職」の組合説明を行なっていることも、良識と民主主義の見地で問題です。 市労組は、パンフレット『はじめまして市労組です』を作成し、新規採用のみなさんに配布しました。たいへん読みやすいと評判です。また、「歓迎・花見」、「歓迎・パソコン教室」、「歓迎・陶芸とバーベキュー」、「歓迎・ボーリング大会」など盛りだくさんの歓迎行事を行なっています。新規採用の人に限らず、どなたでも気軽に参加してください。 ☆市労組レーダー 〇機関紙協会主催の機関紙コンクールあります 第38回全関西機関紙・広報・ミニコミコンクールの詳細が発表されました。今回は特別審査委員に大谷明宏(ジャーナリスト)、岡田満(日本写真協会会員)、尾崎恵子(「ママはスチュワーデス」著者)などの方々があたり、紙面批評も魅力です。機関紙、広報、ミニコミ各種宣伝物を対象に草の根ジャーナリズムの到達と改善点を徹底研究します。統一審査基準、種目別審査項目などを設けて、特別審査委員、理事会役員、協会講師団、宣伝センター・協会事務局員が審査します。審査発表当日には、読者投票で読者賞の選抜も新設しています。こぞっての出品をお願いします。 ● 2002年2月1日〜5月10日までに発行された媒体が対象 ● 応募締切日 5月15日(審査発表6月8日・定期総会会場にて) ● 問い合わせは日本機関紙協会大阪府本部 TEL6465−1201まで 〇市労組労働学校オレンジセミナーの続報 ○ 第3回講座 4月19日(金) テーマ「この国の“かたち”を変える 公務員制度改革とは何か(民主的公務員制度を)」 講師:中山 直和書記次長 ○ 第4回講座 5月17日(金) テーマ「現代の自治体リストラ、それとどうたたかうか」 講師:池尾 剛副委員長 ※ 詳しくは市労組本部石水までお問い合わせください。 〇「はたらくルール署名」推進と 「残業実態調査」のとりくみをひきつづき行なっています 市労組は「はたらくルール署名」を推進しています。支部単位に一斉宣伝行動の具体化をはかっています。大阪労連市内地区協議会の街頭署名宣伝にも積極的に参加していきます。また、ひきつづき「残業実態調査」を行なっています。調査表を毎月更新して、その都度提出していただきますようお願いします。5年ぶりに「健康アンケート」のとりくみが開始されます。とりくみ方については、別途連絡します。 〇2002年夏期一時金アンケートのとりくみをすすめています 市労組賃金調査部では夏期一時金サンケートのとりくみをスタートしました。一時金の恒久条例化のもとですが、「生活補給金」としての性格をふまえ生活改善につながる積極的な要求を掲げるため、夏期一時金要求アンケートを大きくとりくむこととしています。回収日は4月30日(火)までに支部でまとめて本部へ結集してください。 ○青年部がパソコン教室を開講しています 市労組青年部主催の新採用者歓迎「パソコン教室」が3回にわたって開かれています。1回目は、4月10日(水)に「名刺づくり」を中心に楽しく行ないました。ひきつづき、17日(水)「ポストカードづくり」、26日(金)「アイロンプリント」とつづきます。 詳しくは青年部まで。 〇映画「軍隊をすてた国」が大阪で1日限り上映されます 早乙女勝元さん企画の映画「軍隊をすてた国」が上映されます。動植物の宝庫として知られる中米コスタリカ。もうひとつの知られざる事実に今、世界が注目しはじめています。軍隊を廃止し、半世紀以上がたつという事実。21世紀の現在、そこにはどんな社会があるのか、人びとはなにを考えて暮らしているのか、たいへん興味深い映画です。ぜひご鑑賞を。 ○ 4月26日(金) クレオ大阪中央(地下鉄谷町線四天王寺夕陽丘駅下車北東へ徒歩3分)@14:00 A16:30 B19:00 <特別鑑賞券>1000円(当日券1300円) お問い合わせは市労組本部吉岡、大阪映画センター(6719−2233)まで ○「まいど・六人展」が開催されます 「まいど美術展のメンバー6人の発表会です。お気軽におこしいただき、ご高覧、ご批評いただければ幸いです。お待ちしています。なお、4月18日(木)午後6時30分より批評会・パーティーを行います。」と主催者からお誘いがありました。期間は4月18日(木)〜23日(火)、午前11時〜午後7時、最終日は午後5時まで。場所は『ギャラリーはたなか』TEL6572−5987、JR/地下鉄弁天町駅より南へ徒歩7分港区役所の道斜め向かい。 |