第291号 2003年9月1日号

    機関紙「大阪市労組」に掲載した記事を紹介します

1面の記事
☆告知板
  9/3 大阪市自治体リストラ交流集会
  9/4 大阪革新懇ドクさんを招いて平和を考える集会
  9/5 大阪自治労連青年部「わいわいサミット」(〜7)
  9/6 大阪労連第28回定期大会
  9/7 子どもたちを大切に!今こそ生かそう教育基本法9・7府民集会
  9/9 大阪市研究会102回例会
  9/11 大阪自治労連第16回定期大会(〜12)
  9/12 大阪市労組婦人部定期大会
  9/18 市労組第27回定期大会(〜19)
  9/20 マイナス人勧許すな!近畿公務共闘総決起集会  


☆基本賃金引下げ!!一時金5年連続削減!!
昨年に続くマイナス勧告に怒り沸騰!!
 人事院は8月8日、2003年度の国家公務員給与についての勧告を行いました。昨年に引き続く基本賃金の引き下げ、一時金の0・25月カット、配偶者手当をはじめとした諸手当の削減。しかも4月遡及実施という過去最悪の大幅収入減となる内容。民間準拠を理由とした不当な人勧に職場では怒りの声が渦巻いています。


年間給与の削減額は過去最大に

 勧告は、官民格差が「マイナス1・07% △4054円」であるとして、基本賃金を引下げ、一時金については0・25月削減の5年連続の削減。成績主義強化のため削減分はすべて期末手当からとしています。しかも、4月に遡り実施するというもの。また、配偶者扶養手当を500円削減、住居手当の一部廃止、調整手当の異動保障の見直し、通勤手当の6ヶ月定期化も勧告しました。こうした措置により年間給与の削減額は過去最大の16万3000円にもなります。


マイナス人勧を秋季年末闘争で打ち破ろう

 昨年に引き続くマイナス勧告は、公務労働者の生活悪化をまねくばかりか、公的年金や社会保障給付の引下げ、各種補助金の人件費単価にも連動し、長引く深刻な不況のもとで、国民生活への悪影響と生活破壊に拍車をかけるものです。自治労連は8月11日、全国統一行動を展開、市労組も早朝から門前宣伝や時間外職場集会を開催しました。また勧告日の8日には、第一合同庁舎前での抗議集会や人事院近畿事務局前までの昼休みデモ行進に、市労組からも桑原大介組織部長を先頭に積極的に行動に参加しました。市労組は、ひきつづき2003年賃金確定にむけ、秋季年末闘争に全力をあげていきます。


☆保育所民間委託反対の署名にとりくんでいます

保育所民営化反対署名行動 「誰も納得していない民間委託はただちに白紙撤回すべき!!」と、大阪市保育運動連絡会、大阪市公立保育所保護者会、大阪市の保育を充実させる会、市労組福祉保育支部が連名で9月議会に向けて「『公立保育所の再編整備』による、こども不在の『民間委託』を白紙に戻し、市民が安心して子育てのできる大阪市の保育施策の充実を求める」請願署名にとりくんでいます。大阪市は来年度、今福南、今津、東喜連の3保育所の民間委託を計画、来年度以降も順次行なう計画です。大阪市の民間委託計画を白紙撤回させ公立保育所を充実させるために、みなさんご協力を!!

公立保育所民間委託反対にむけたおもなとりくみ
●自治体リストラから地域と職場を守り
  住みよい働きやすい大阪市にする集会
     9月3日(水)午後6時〜 ヴィアーレホール
     記念講演;中山 徹氏(奈良女子大教授)
●ホッとして!元気!明日も笑顔!大阪市
  みんなで保育・子育てを考える集会
     9月21日(日)午後1時〜 北区民センター
     記念講演;秋葉英則氏(大阪教育大教授)

☆第7回中央委員会
第27回定期大会を9月18日〜19日に開催します

港区民センターで開かれた第7回中央委員会 大阪市労組は8月19日、港区民センターで第7回中央委員会を開催しました。中央委員会は、藤原一郎書記長の経過報告に続き、梅田博久賃金調査部長が8月8日に出された人事院勧告についての特別報告を行いました。梅田博久賃金調査部長は「昨年にひきつづく基本賃金でのマイナス勧告、5年連続の一時金削減という不当な勧告を許さず、引き続き生活改善をめざして秋季年末闘争に向けてとりくみを強めよう」と呼びかけました。
 議案では、中山直和副委員長が、2003年度市労組運動方針案についての概要を説明し、第27回定期大会を9月18日から19日の2日間の日程で「ヴィアーレ大阪」で開催することなどを提案し承認されました。また、9月11日から12日に開催される第16回大阪自治労連定期大会への対応も確認されました。また、今秋の市長選挙へ向けての闘争本部の設置や公衆衛生・医療評議会の設置も提案され承認されました。


☆コラム「中之島」
▼大阪市2002年度の市税決算見込みの税収は前年度より304億円少ない6350億円で6年連続のマイナス。今後も税収は落ち込み、来年度予算では約390億円の財源不足が生じると試算。大阪市の「財政非常事態」は継続に▼生活保護世帯に毎年8月に支給されている「夏期見舞金」が1人世帯で5400円から3900円に。また、大阪市が出資する大阪シティドームなど23社の外郭団体に天下った役員の退職金を今年度分から廃止に。現在、市OB役員は126人で退職金は年収を月割にした額に勤続年数を乗じて算出し、一年当り上限は110万円▼政府の失政によって長期不況に落ち込んでいる中で「お盆の墓参りなど費用」として待ちに待っていた生活保護世帯の夏期見舞金の大幅カットと退職金の「二重取り」と言われている「天下り退職金」廃止とを比べるものではないが、小泉流の「痛み分け」と同じで、やはり弱者が犠牲に。国の悪政から市民生活を守ることが本来の自治体の役割であるはずだ▼天下り役員の退職金削減についてマスコミは「遅ればせながら踏み切る」「大阪市もようやく重い腰を上げた」と。私たちにとっての「退職金」は、天下り役員と違って、職員とその家族の生活に重大な影響を及ぼすことを念のため言い添えておきたい。


2面の記事
☆職場から平和と憲法を守る運動を広げよう
2003年大阪市労組平和のつどいを開催
核廃絶と平和への熱い想いがあふれた長崎大会

長崎の爆心地に建つ平和祈念像 職場からの平和と憲法を守る運動を広げようと「2003市労組平和のつどい」が、8月27日、ヴィアーレホールで開催されました。
 つどいでは、婦人部が毎年とりくんでいる平和のとりくみの報告や青年部がとりくんだ「国民平和大行進の通し行進者・藤原千代さん靖国神社ピースツアー」の報告、そして原水爆禁止世界大会・長崎大会への代表団一人一人から感想・報告がされました。
つづいて2003国民平和大行進の通し行進者の藤原千代さんから、通し行進の模様をスクリーンで紹介しながら、通し行進のエピソードや平和への熱い思いが語られました。また、つどいでは日本コリア協会理事長の河野律さんを講師に「北朝鮮に核開発を断念させるには」と題した記念講演も行なわれました。


☆子どもたちへ平和な21世紀を
あべの平和フェスティバル2003を開催

明浄高校吹奏楽部のみなさん「健やかに生きる子どもたちへ平和な21世紀を」との願いを込めた「あべの平和フェスティバル2003」が、8月24日、阿倍野区民センターを会場に開催されました。今年で3回目のこのとりくみは、南大阪支部が中心となって開催され、すっかり夏の恒例行事となっています。フェスティバルは、2部構成で行なわれ、1部会場には戦争遺品も展示されたでは、明浄学院高校吹奏楽部の演奏に続き、ジャーナリストの西谷文和さんのアフガン戦地報告や阿倍野区内で開業医をしている伊丹邦加さんの中国戦での従軍医師としての体験談が語られ、2部では、大阪市原爆被害者の会の滝宮俊三さんが「被爆弧児として生きる」と題した講演が行なわれました。

シンポジウム
「検証とシュミレーション 大阪市−再生の道をさぐる」

  大阪市役所フォーラム2003年度総会とシンポジウム
      ●日時 9月27日(土)  総会 午後1時〜
                       シンポジウム 午後3時〜
      ●会場 ヴィアーレ大阪・ヴィアーレホール
      ●主催 平和と環境まもる大阪市役所フォーラム
                  TEL06-6208-8798(藤原)



☆原水爆禁止世界大会・長崎大会に参加して

山本賢一・港区役所支部

 「この悪魔の兵器の恐ろしさ、原爆を体験していない次の世代がつたえていかなければならないのは目のまえに迫っている、もう自分達が直接語りついで行けるのもそう長くはない」と被爆体験者の方が言っていたのが印象的でした。
多くの戦争は、報復から膨らんでいったもの、被爆者はどんな報復を望んでいるのだろう・・・。核のない世界ではないだろうか。

栗山公一・港区役所支部

日本は核を持たないと言っていたが、イラク戦争容認とは別の次元なのでしょうか。イラク特措法を成立させ、いま、イエローケーキが飛散しているその地域へ派兵する。核兵器を持たないことと、平和≠戦争という考え、政治家にとれば、別の次元の感覚としかいいようがありません。今まさにその戦争に突入しようとする姿勢が過去の過ちを再び犯す元凶になる気配です。


佐藤 健・本庁支部・住宅分会

310万人もの尊い命が、戦争という悲惨な出来事によって奪われた事を決して忘れてはなりません。ノーモアー広島、ノーモアー長崎を合い言葉に、有事法制に見られるような右翼化を断固として阻止し、ますます反戦反核運動を押し進めていかなければならないと再認識しつつ、世界大会は閉幕しました。決して過ちは繰り返さない事を戦争で亡くなられた御霊に誓って恒久の平和を維持していきましょう。

江川信雄・本庁支部・住宅分会

前回原水禁大会に参加したのは約15年前。その前が30年前。どちらも広島だった。なぜか、15年周期で行ってみたいという気持ちが沸き起こってくる。しかも1度は行きたいと思っていたのが長崎大会だ。
被爆58周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典では、長崎市長の伊藤一長さんの「長崎平和宣言」が力強かった。それに較べて、小泉首相の来賓挨拶のなんとしらじらしいことか。耳の聞こえない被爆者のおばあちゃんの挨拶には、心で涙した。

吉岡真弓・福祉保育支部

今年はイラク特措法が強行採決され戦争への不安がますます強まる中での世界大会でした。私の今年の平和への行動は7月4日に平和行進に参加し、世界大会に参加し、先日長野の無言館に行ってきました。なかなか日頃は日常の忙しさに追われ、深く平和について考える事もないのですが、やはりいろいろな機会に参加する事が大事だと思いました。来年はぜひ我が子にも考える機会を与えたいと思いました。

八尾高志・生野区役所支部

全体を通して思ったことは、唯一の被爆国である日本がとるべき道は、過去の戦争を反省しアジア諸国に謝罪し、核の恐ろしさや悲惨さを世界中に伝え、そして世界中の人々と連帯しながら平和運動を進めていくべきです。有事法制を制定する議論や、イラクに自衛隊を派兵することではありません。今確実に育ってきている青年の運動を中心に、僕もまだ若いつもりですのでこれからより一層がんばっていくつもりです。


中川有紀・福祉保育支部

ピースジャムで印象に残ったのは川田さんの発言で、「58年前の8月9日に自分が長崎にいたと想像してみてください」「人類が21世紀を生きていくためにはイマジネーションはかかせない」と聞いて、本当にそうだと思いました。
もし自分の大切な人がイラクにいたら、攻撃には絶対反対するでしょう。自分の大切な人が兵隊で行かなければならないとしても、やっぱり反対すると思います。みんなが豊かな想像力を持てば、自分の目先の利益だけを考えて戦争しようとする人はいなくなるかもしれません。自分が想像力豊かかどうかはわかりませんが、そうなるように努力していきます。

☆市労組レーダー
○こんな地域と日本をつくりたい
   自治労連第25回定期大会閉幕


 自治労連の第25回定期大会が、8月25日から27日にかけて、高知県高知市で開催されました。
 あいさつにたった駒場忠親委員長は「『こんな地域と日本を作りたい』という運動を提起して2年、住民との共同が大きく広がってきた。政府のすすめる『自治体破壊』と対決し、対話と共同をいっそうすすめ『高い志』を持った労働運動を築こう」と呼びかけました。大会では、三宅一光書記長から、年金・社会保障改悪反対や憲法と平和を守るたたかいなど、国民の切実な願いを実現する労働組合をめざし、元気な職場をつくり、正規・非正規など雇用形態の違いを超えた運動を新たにスタートさせるとともに、「こんな地域と日本をつくりたい」「1自治体1共同」の運動を大きく広げることなどを基調とした新年度の運動方針案が提起され、3日間の熱い討論をへて採択されました。
 大会では、運動方針のほか、新役員、次期大会開催地(滋賀県)、大会決議などを承認し閉幕しました。また、大会に先立っては、各補助組織・機関の総会が開かれました。


○大阪革新懇主催・ドクさんを招いて「平和を考えるつどい」

●日時 9月4日(木)Pm6:00〜
●会場 ドーンセンター
●会費 1000円
●内容 お話し1 「平和は万民の世界遺産」 
           語り手 グエン・ドクさん(ツーヅ病院コンピュータ業務)
      お話し2 「イラク戦争と世界」
           語り手 森原公敏さん(日本共産党国際局次長)


○子どもたちを大切に!今こそ生かそう教育基本法9・7府民集会

 政府がすすめようとしている教育基本法の改悪反対を中心に、公立高校つぶし反対、30人学級の実現、私学助成充実、保育所などの民営化反対、国庫負担制度堅持などを掲げ、教育基本法を守り生かす府民のとりくみを総結集し、子どもと教育を大切にする方向に流れを変える契機にする集会です。みなさんご参加を!

●日時 9月7日(日)午後1時〜
●場所 大阪府立青少年会館・文化ホール
●内容 記念講演
      「どの子もひとみ輝く教育を〜教育基本法の意味を問う〜」
        講師 斎藤貴男さん(ジャーナリスト)
●主催 子どもと教育・文化を守る大阪府民会議
        (TEL 06-6768-2330)

○賃上げで不況打開を!くらしと雇用をまもれ!
    近畿公務共闘9・20総決起集会


過去最大の賃下げを押しつける「マイナス人勧」、2年連続の「最賃すえ置き」。独立行政法人化による解雇・リストラ。くらしと地域経済を破壊する賃下げ・首切りは許せません。「すべての労働者のくらしと雇用まもれ!!」「総選挙で小泉内閣に厳しい審判を!!」の声をあげる総決起集会に、あなたもぜひご参加を!!

●日時 9月20日(土)午前11時開会
    ※集会後デモ行進
●場所 中之島・剣先公園
●主催 近畿公務共闘(後援 全労連近畿ブロック)

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