第273号 2002年11月1日号

    機関紙「大阪市労組」に掲載した記事を紹介します

1面の記事
☆告知板
  11/2 大阪市をよくする会第10回市民のつどい
  11/2 有事法制反対、大阪の医療関係者決起集会
  11/5 市労組男女平等社会推進委員会
  11/6 地球環境と21世紀の課題を考えるフォーラム
  11/6 大阪労連秋の争議支援総行動
  11/8 大阪自治労連「春闘・賃金要求検討会」
  11/9 第7回パート・非常勤・フリーター・派遣労働者のつどい
  11/9 働く女性中央集会(〜10)
  11/12 秋季年末闘争勝利市労組連総決起集会
  11/16 府民連関空シンポジウム


☆2002年秋季年末闘争
最賃・人勧をテコにした賃下げを許すな!!
 共同を広げ総反撃を!!

中央青年センターで開かれた市労組連第24回中央委員会
 2002年秋季年末・賃金確定闘争は、いま正念場にさしかかっています。最低賃金据え置き・「賃下げ人勧」攻撃をはねかえし、有事法制反対、自治体リストラなど、市民との共同を広げ、暮らし・職場・地域を守るたたかいを展開しましょう。

「重点要求」掲げ賃金確定闘争の前進へ

 大阪市労組連は10月16日、中央青年センターで、第24回中央委員会を開催し、2002年秋季年末闘争方針を確定しました。秋季年末闘争では、有事法制阻止、年金・介護など社会保障確立、不況打開や雇用を守る国民的なたたかいとあわせて、これまでの度重なる賃下げ、人員削減による生活と仕事の深刻な悪化に加え、基本給でのマイナスを押しつける人事院勧告に対する職場からの怒りを結集したたかいをすすめていくことが確認されました。また、賃金確定闘争のヤマ場に向けて「2002年度賃金確定市労組連重点要求」を掲げてとりくみをすすめていきます。

2002年度年末手当要求
    3.0月プラス44,000円


市側へ年末一時金要求を申し入れ(10月18日) 年末の生活補填に不可欠なものとなっている年末手当については、勧告どおりの0.05月削減を許さず、「一時金アンケート」や職場討議での要求議論の集約結果を踏まえて「●支給額;3.0月プラス4万4000円●支給日; 2002年12月10日(火)●一時金の職務段階別加算制度についてはこれを撤廃することとし、一律に増額をはかること。あわせて格差解消にむけて是正措置をはかること。また、臨時的任用職員(保育所保育士)についても本務職員と同様措置されたい」の内容で、市労組連第24回中央委員会で集約されました。各単組での申入れのあと市労組連での共同交渉で決着を図ります。


☆2002年度賃金確定市労組連重点要求

2002年度賃金確定市労組連重点要求
 2002年10月16日・大阪市労働組合総連合第24回中央委員会


☆コラム「中之島」
▼11月1日から「パート労働旬間」。パート労働者は基幹的な仕事も含めて急速に増え、公務の職場にも非常勤労働者が増えてきています。こうしたパート労働者は、仕事の移動時間や手待ち時間など拘束されているのに労働時間としてカウントされないというひどい状況にあります。しかも賃金は正規職員と比べ格差はひろがるばかりです▼「パートタイム労働研究会」最終報告では「日本型均衡ルール」として、過労死するような長時間労働、家庭と仕事の両立を損なうような転勤をそのままにし、「残業や転勤などがあるのだから、正社員とパートは処遇が違っていい」という拘束性があるから給料・処遇が違っていいというおかしな考え方が基本になっています▼基本は仕事であり、仕事の質量とも同じであるなら同一労働・同一賃金が大原則のはず。また最終報告では「短時間正社員」制度を打ち出しています。これは残業、転勤がなく拘束性は弱いが所定内労働は正規社員と同じというもの。正社員の中にさらに賃金の安い正社員をつくるというものです▼「マイナス人勧」「給与カット」「最賃据え置き」による職員の賃金引下げは、来春闘における民間労働者やパート労働者の賃金に大きな影響を与えることになります。今までにない秋の賃金確定期闘争としてのたたかいを市役所職場内外で旺盛に展開することがますます重要になっています。


2面の記事
☆10・27近畿労働者総決起集会
史上最悪のマイナス人勧・最賃すえ置きを許さず
 賃上げで不況打開を くらしと雇用まもれ

大阪城野外野外音楽堂で開かれた10・27近畿労働者総決起集会
 「マイナス人勧許すな!!くらしと雇用を守れ!!有事法制廃案」を掲げた近畿公務共闘主催の「10・27近畿労働者総決起集会」が、10月27日、大阪城野外音楽堂で開催され、寒風の中、近畿6府県から2000人が参加し、当面する臨時国会や賃金確定闘争などたたかいへの決意を固めあいました。

近畿の仲間が一丸となって

 主催者あいさつにたった大阪公務共闘の町田議長は「マイナス人勧に対して、地方の人事委員会で国どおりの勧告をしないなどの反乱が起こっている。大阪では、最賃すえ置きの問題とあわせ、官民共同の宣伝が大阪市内21カ所で行われてきた。悪政阻止、要求実現へ近畿の仲間が一丸となってたたかおう」と呼びかけました。
 民間労働者から連帯のあいさつに駆けつけた全印総連大阪地連の村上茂委員長は「労働者の賃上げへ官民がさらに力を合わせる時。公契約条例の制定など賃金底上げの闘いも一緒に強めよう」と訴えました。

当面する秋季年末闘争に全力を

たたかいへの決意を込めシュプレヒコール 近畿各府県の代表からは、「非常勤・パート労働者はマイナス人勧と最賃据え置きで、時給が10%以上もカットされる攻撃がかかっている」(大阪自治労連関連評議会・川西事務局長)、「マイナス人勧を許さないために各機関への申し入れを強めている」(奈良県国公・林議長)、「官民共同で23万枚のビラを発行して街頭や地域で県民の世論に訴えている」(兵庫県教組・大下書記次長)など決意が表明されました。
 集会では、有事法制を廃案にし、マイナス人勧の実施を許さない全国的なたたかいをさらに強め、当面する秋季年末闘争に全力をあげるとともに、すべての労働者の賃上げと雇用確保のために2003年春闘に向けて官民のたたかいをさらに強めることを宣言したアピールを満場の拍手で採択しました。集会後は、南北の2コースに分かれてデモ行進し、「賃上げ・雇用確保で不況打開を」「有事法制を廃案に」と訴えました。


☆大阪市内官民学習交流会
公務員制度改悪・マイナス人勧阻止を!!

学習会には民間からも多数が参加しました 公務員と民間労働者の「賃下げ」の悪循環を断ち切り、首切り・リストラを規制し、「賃上げ・雇用確保」の実現で不況を打開しようと、大阪労連大阪市地区協議会と大阪自治労連大阪市内協議会は、10月23日に大阪グリーン会館で、「大阪市内官民学習会」を開催しました。
 学習会では、大阪自治労連賃金調査部長の久保貴裕さんが「最賃と人勧をてこにした『賃下げ時代』許さず、人間らしく生き、働ける職場をつくろう」と講演。
 「マイナス人勧」が実施されれば、民間賃金の引下げを誘発し、それがまた公務員賃金を引下げ、日本のすべての労働者・国民の賃金、生活を際限なく切り下げる「悪魔のサイクル」となり、日本の経済をいっそう冷え込ませることになります。こうした状況をはねかえし、官民の労働者が一体となってたたかう意義が強調されました。
 参加者からは、「われわれは、5年前から20%前後賃金が削減されている。共同のたたかいが必要になっている」(全港湾阪神)、「これから官民共同の春闘が本格的にできるのではないか」(国公労連)、「自分たちの賃金は標準生計費以下。公務員賃金は一つの水準だ。そこへの攻撃は自分たちにとっても大変なことだ」(全国一般)などの意見交流が行われました。


☆市役所フォーラム
「地球環境と21世紀の課題を考えるフォーラム」

 市役所フォーラムとしての特別企画第2弾です。ヨハネスブルグで行われた環境・開発サミットを中心に、21世紀に解決が迫られている地球温暖化問題についてみなさんといっしょに考えていきます。気軽にご参加ください。
市役所フォーラムビラ
と き  11月6日
ところ ヴィアーレ大阪
記念講演
  「21世紀に解決迫る地球温暖化問題」
     早川光俊氏
   (地球環境と大気汚染を考える全国市民会議〔CASA〕専務理事)
ヨハネスブルグ環境・開発サミット参加報告
   大石晃子さん(大阪府交通公害課騒音振動グループ)
バンド演奏
   バンド「GOM」(大阪市教職員を中心とするメンバー)
主 催 平和と地球環境をまもる大阪市役所フォーラム


☆市労組レーダー
○ILO要請団の派遣壮行会が行われました

 10月17日、大阪自治労連の秋季闘争学習決起集会とILO要請団派遣壮行会が行われました。学習会では、都留文科大学の後藤道夫教授が「構造改革と自治体労働組合運動」と題した記念講演を行いました。後藤教授は、「公務・公共労働で、激しい階層分断、職務分断、労働条件分断が持ち込まれようとし壮行会で紹介された要請団のみなさんている。こうした分断攻撃を許さないたたかいが重要だ」と強調しました。
 その後、ILO要請団8名が紹介され、それぞれ決意を述べました。市労組からの代表の梅田執行委員は「公務員の実情を国際社会に訴えるとともにロンドンの公務員制度の調査も精力的にこなしたい」と決意を述べました。


○中央公会堂・重文指定を喜ぶ
  講演とレセプションの夕べ


 市労組は、昇任昇格差別裁判勝利和解5周年を記念して、「中央公会堂・重文指定を喜ぶ講演とレセプションの夕べ」を開催します。
 大阪市が中ノ島再開発の名で市役所・図書館・公会堂・日本銀行などの取り壊しを計画した時、中央公会堂を含むこれらの歴史的建造物の保存を求めて立ち上がったのが新建築技術団でした。市役所の中の建築技術者もこの運動に共鳴して協力した人がいました。小畠さんや松本さんもそのために大阪市にずっと差別され、昇任昇格差別裁判に訴えました。和解5年目の今年、公会堂が重要文化財に指定されることになりました。みなさんぜひご参加を。

日時 11月28日(木)PM6時30分〜9時
会場 中央公会堂3階中集会室
主催 大阪市役所労働組合
    TEL06-6208-8798


○歴史的闘争から学ぶ
  勤労協・労働運動講座がスタート


 当面する困難を打開し、あらたなたたかいを組織していくことがますます重要になっています。今回の講座は、忙しい方を対象にした6回の講座です。歴史を振り返りつつ、運動の高揚がどのように勝ち取られてきたかを中心に考えます。
 今後の労働組合運動に必ず役立つ講座です。

日程 11月1日(金)〜12月13日(金)
    毎週金曜日、全6回
    午後6時30分〜8時30分
会場 アピオ大阪「大阪市立労働会館」
講師 猿橋 真さん(関西勤労者教育協会副会長)
受講料 8000円
申し込み先 関西勤労者教育協会(TEL06-6943-1451 FAX06-6942-3923)


○第64回「一水会展」が開催されます
  先着10名に入場券をプレゼント


 今年も大阪市立美術館で「一水会」展が開催されます。一水会展には、住宅局の武藤初男さんも出展されています。参観ご希望の方、先着10名に入場券をプレゼントします。

第64回一水会展
会期 2002年11月12日(火)〜17日(日)
会場 大阪市立美術館
※希望者は、本部機関紙宣伝部 東まで
  TEL06-6208-8798

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