第281号 2003年3月15日号

    機関紙「大阪市労組」に掲載した記事を紹介します

1面の記事
☆告知板
  3/15 医療費患者負担増反対3・15近畿総決起集会
  3/18 大阪住民のための情報公開センター総会
  3/18 大阪自治労連市内協2003年春闘学習会
  3/19 明浄学院高校吹奏楽部チャリティーコンサート 
  4/1 大阪市新採用職員発令式
  4/4 市労組青年部企画「花見&バーベQ」
  4/4 統一地方選挙(前)告示日
  4/13 統一地方選挙(前)投票日 東京都知事選
  4/20 統一地方選挙(後)告示日
  4/22 市労組第4回中央委員会


☆雇用・いのち・くらし・平和の要求実現を!!
2003春闘勝利!1万人超が総行動
   3・13大阪総行動
人事院・関経連包囲デモへの出発集会(西梅田公園)
 春闘相場に影響のある金属労協への回答が3月12日に出され、2003春闘も最大のヤマ場となった3月13日、大阪労連と大阪春闘共闘委員会は、「3・13大阪総行動」にとりくみ、大阪府下各地で1万人を超える官民の労働者が、早朝か夕刻の淀屋橋宣伝行動らの宣伝行動やデモ行進、要請行動など、終日多彩に行動を展開しました。
 「3・22大阪総行動」は早朝から、府下の300ヶ所のターミナルでの宣伝行動をかわきりに終日とりくまれました。

 午前中は、大阪労働局や企業・業界、自治体などへ雇用問題や賃金底上げなどでの要請行動が展開され大阪市役所までのランチタイムびっくりデモました。昼休みには、大阪市内5ヶ所から大阪市役所に向かっての「春闘勝利ランチタイムびっくりデモ行進」が行なわれ、午後には、「リストラ当然視の司法の反動化を許すな」と600人が参加した裁判所包囲・要請行動が展開され、「賃下げ雇用破壊を許すな」と人事院・関経連包囲デモにも1300人が参加しました。また、女性たちの市労組独自にとりくんだ淀屋橋総行動「なにわ女の菜の花行動」でも女性の地位向上を求めて多彩な行動が展開されました。
 夕刻には、市労組独自のとりくみとして「雇用・いのち・くらし・平和の要求実現、淀屋橋総行動」が展開され、各支部長らが宣伝カーから訴える中、組合員が元気よく「働くルール署名」やビラ配布などの宣伝行動と本庁舎前での集会を行いました。


☆むだづかいやめてんか!!
   市民生活「非常事態」宣言 怒りの大行動

「ムダづかいをあらためろ!!」と市役所を包囲デモ 大阪市は「財政非常事態宣言」を理由に、国民健康保険料や介護保険料の値上げなど、福祉きりすてや社会保障の縮小などを行う一方で、ATCやWTCなどの赤字補填やムダな大型開発に市民の税金を使い続けています。こうした中、3月7日に「3・7怒りの大行動」がとりくまれ、雨の中、500人もの市民や組合員が参加し、女神像前で市民集会を行い、市役所周辺をデモ行進し怒りの声で市役所を包囲しました。
市民からは、「国保料を値下げして欲しい」「介護保険料の値上げはやめて」などの切実な声が出され、市労組連の中山直和書記長は「税金をムダづかいする一方で市民や職員につけをまわすな」と訴えました。主催者を代表してあいさつした井上賢二実行委員長は、「今の市長は大型開発に市民の大切な税金をつぎこみ、市民生活を犠牲にしている。市民のために税金を使って欲しい」と訴えました。


☆コラム「中之島」
▼今年は朝鮮戦争停戦から50年、石川県の内灘基地闘争からも50年を数える。この闘争がその後、東京・砂川基地拡張反対運動へ、ストックホルムアピールを受けた原水禁運動へ、そして、破防法・勤評反対闘争、三井・三池闘争などの炭鉱合理化反対のたたかいにつながり、さらに全国的な60年安保闘争に発展していった。「内灘」は反戦・反核・反合理化運動の原点だった▼3月7日、国連安保理で、米、英、スペイン三国は、イラクの査察期限を3月17日に切り、軌道に乗り始めた査察を中断させ、イラク武力攻撃を開始しようとしている。イラク攻撃に反対する行動は、日本から発信し、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカなどでデモ参加者は史上空前の1,000万人を超えた。それでも小泉内閣は、査察打ち切りの米英決議案への支持を表明しひたすらアメリカの無法に追随している▼日本国民は朝鮮戦争、ベトナム戦争に直接的に参戦して来なかった。それは「内灘」「60年安保」闘争が大きな抑止力となっている。「第九条 日本のわたしたちは、戦争という国家の特別な権利を放棄します。国と国との争いを解決するために、武力で脅したり、それを使ったりしません。これからは、ずっと。」池田香代子訳『やさしいことばで日本国憲法』を肝に銘じ、いま戦争を阻む壮大な運動を広げよう。

2〜3面の記事
☆2003年統一地方選挙特集
市労組は政党の選挙に職員・組合員を動員しません!

 特集記事はこちら市労組は政党の選挙に職員・組合員を動員しません!


4面の記事
☆尼崎市長 白井さんも出席
公開シンポジウム「地方自治を語る」
   3月1日 OMM大会議室
白井文尼崎市長(中央左)も出席した地方自治シンポジウム
住民運動との共同の実現へ

 3月1日、自治労連と自治労連近畿ブロックの共催で「地方自治を語る」をテーマにした公開シンポジウムが、OMMビル会議室で開催されました。パネリストは、尼崎市長の白井文さん、おおさか市民ネットワーク代表藤永のぶよさん、滋賀自治労連委員長の辻義則さんの各氏、司会は島根大学教授の保母武彦さんでした。シンポジウムでは、町村合併問題や小泉構造改革路線のもとでの住民運動が地方政治の流れをどう変えていけるのか、自治体労働者と労働組合が、住民運動との共同の実現へ新しい発展の展望をどう切り開けるかなど、多岐にわたるテーマで展開されました。

住民参加型の視点が大切

 白井文尼崎市長は、開発優先の市政から、開かれた住民参加型の市政を実現させるために行なってきた市民との対話集会の模様などを発言。住民とのネットワークづくりの大切さや市政の改革に向けての意気込みを語りました。また、自治体職員の賃金問題への質問には、市民に対して、仕事ぶりや業務の内容を正当に知らせ、その賃金が妥当かどうかの判断をし、理解を求めるなどの情報公開の徹底を強調しました。住民参加型の視点に立った市政の推進など、地方自治のあるべき姿を感じさせました。

☆大阪革新懇が「都市再生緊急整備地域」の現地を見学
小泉内閣がすすめる都市再生は
行政の名を借りた大企業の開発促進

膨大な赤字が懸念される阿倍野地域の再開発事業予定地
 大阪革新懇と大阪から公害をなくす会は、3月2日、都市再生緊急整備地域に指定されている府下8ヶ所のうち、守口市の大日地域、大阪市の阿倍野地域、堺市の鳳地域の3ヶ所の現地見学会を行ないました。守口市の大日地域は、三洋電機の工場跡地。堺市の鳳地域は近々移転する東急車両製造の工場跡地です。

このままでは膨大な赤字に

 このうち、大阪市がすすめる阿倍野地域の再開発事業では、バブル期に事業費が増え、バブル崩壊で保留床の価格が暴落し、収入が低迷、多くの赤字を抱えています。40階建の分譲マンションも建設中ですが、完売できるかどうかわからない状況です。当初63階建を予定していたビルも31階建に計画変更さ小西和人さんも参加者に説明れています。週刊「釣りサンデー」編集長の小西和人さんは、「阿倍野再開発事業は、このままでは膨大な赤字を生むことになる」と警鐘を鳴らしていました。
 見学会では、小泉内閣がすすめる都市再生とは、行政の手をくぐりながらも実際は大企業の思い通りの開発促進を目的にしたものであること、その過程に住民は参加しにくい仕組みで、地域住民に大きな影響をもたらすことを確認しました。 


☆シリーズ
 「心の元気 職場の健康」 1

今、なぜメンタルヘルスが問題になっているのか@

労働者の健康に関する事業者責任が明確に

 自殺者の総数が3年連続3万人を越え、年齢別には40歳から50歳の働き盛りが4割を占めています。旧労働省の調査でも、自分の職業生活に関して「強い不安、悩み、ストレス」を感じている労働者の割合は62・8%に達しています。また約7割の人が将来の雇用への不安をもっていることが報告され、40歳以上の中高年労働者の自殺者数と完全失業率の相関関係が高いことも報告されています。 
 こうした中、「労働者の健康に関する事業者責任」の考え方も大きく変化してきました。その理由のひとつは、1996年の労働安全衛生法の一部改正です。いわゆる「私病」であっても、それが健康診断で見つかった場合には、メンタルヘルス不全を含め、就業上の措置の対象となることが明示されました。二つめには、1999年に旧労働省が2つの通達で、労災補償の対象としてメンタルヘルス不全や自殺を認めたことです。三つめには、2000年の最高裁判決です。労働者の心身の健康状態を常に把握し、健康状態に問題がある労働者には就業上の措置を行い、業務による健康上の悪化を防ぐ責任があることが明記されました。

公務職場も例外ではない

 こうした背景には、企業の高度情報化・グローバル化の進行と平成の不況があげられます。業務の質の変化と労働者一人当たりの業務量も増加しています。このような社会状況の変化は、企業だけでなく公務の職場にも大きな影響を与えています。大阪市においても、毎年50人前後の在職死があり、そのうち自殺による死亡者は年々増加し、13年度は10人にもなりました。精神疾患などによる休職者数も毎年増加しています。自治体リストラや機構改革・VDTの導入で働き方が変わり、労働密度が高くなり、ストレスが増加しました。精神疾患で悩んでいる仲間が増えています。これからのとりくみが急がれるところです。


☆市労組レーダー
○雨にも負けず今年も激走 大阪自治労連駅伝競走大会

雨の中でスタートした駅伝大会 春闘時期に恒例となっている大阪自治労連の第13回駅伝競走大会が、今年は大阪城公園に会場を移して3月1日に開かれました。一般の部に参加した大阪市労組チームは、健闘しましたが、途中コースをまちがえるなどがあり8位となりました。この日の大会には、府下の自治体から一般の部23チーム、女子の部3チームの計26チームが参加。総勢124人のランナーが元気いっぱい走りました。大会は、降りしきる雨の中での開催となりましたが、大阪城公園の周回コース(1周3・5キロ)を、1チーム5人のランナー(女子は3人)がたすきリレーしました。主催者のあいさつ、選手宣誓が行なわれたあと、正午ちょうどにスタートしたレースは、実行委員会により実況中継され、応援に駆けつけた職場の仲間からも熱い声援が飛び交いました。大会の結果は、吹田市職職労Aチームが優勝しました。

駅伝競走大会の上位と市労組チームの結果
優勝 吹田市職労Aチーム   1時間0分43秒
2位  大阪府職労Aチーム   1時間3分48秒
3位  堺市職労Aチーム     1時間6分55秒
8位 大阪市労組チーム   1時間15分35秒


○イラク攻撃反対!平和への思いを込めてパレード
 国際婦人デー大阪集会


 国際婦人デーの3月8日、中之島の中央公会堂で、2003年国際婦人デー大阪集会が開かれ、府下から1000人を超える女性たちが参加しました。集会では、91年の湾岸戦争後、20回にわたってイラクを訪問し、救援活動を続けている伊藤政子さん(アラブの子どもとなかよくする会代表)が、湾岸戦争後のイラクの状況などをスライドで紹介。「一方的な攻撃で、子どもたちが犠牲になってきた」とイラク攻撃反対を訴えました。その後、各団体からの運動や要求が紹介され、アメリカのイラク攻撃への緊張が高まる中で、「戦争はイヤ!いまこそ憲法9条を世界に広げよう」の集会アピールが大きな拍手で確認され、平和への思いとイラク攻撃反対への決意があふれました。
 集会後は、JR大阪駅前の中央郵便局まで、イラク攻撃反対などのプラカードや横断幕や平和の思いを込めたミモザの花を手に、イラク攻撃反対などを訴えながらパレードしました。

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